大石歯科医院
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< マウスガードについて >

 近年、いろいろなスポーツが盛んに行われています。
ボクシング、空手、ラグビー、サッカー、ラクロスなどのコンタクトスポーツでは歯の破折やあごの骨折、口の中の損傷さらに脳震とうなどが起こる可能性があります。このようなスポーツ外傷から頭やあご、口の中を保護する口腔内装置としてマウスガードがあります。

 スポーツ用品店で販売されている既製のマウスガードは、選手自身が作製するもので、調整不足や適合性及び形態に不良のものが多く、装着感や使用感が悪く100%機能が発揮できていない。これに比較して歯科医師が作製するマウスガードは選手の歯型を採り噛み合わせを調べるなどの作業を経て完成されるので違和感が少なく、その機能は十分発揮される。

 すでに多くのスポーツでマウスガードの装着が義務づけられているようですが、今後顎顔面の保護、また運動能力の向上などに期待をこめてさらに普及していくものと思っています。

 当歯科医院においての握力、背筋力、垂直飛び、ベンチプレス等の実験データでは個人差もかなり出ましたが、運動能力が大きくアップした選手はマウスガードなしの時より10%〜20%、最も少なかった選手は2%ほどでマウスガード装着により運動能力がマイナスになった選手はいなかった。特に『引く力』はアップした。

 -- ボート競技、柔道、綱引き等に力が発揮されるであろうと予測される。

筋肉のつき方や骨格、競技種目によりマウスガードの厚みや形態が異なるので、目的に適したものを装着する必要があります。そのためにはコーチ、監督の理解や協力、選手とその競技との関わりにより、選手一人ひとりに、最適なマウスガードを作ることでその機能が発揮できるものと確信しています。



ここで、マウスガードをウェイトトレーニングなどに補助的に使用し、基礎体力の向上を
目指し、その結果競技記録が伸び、スランプや精神的弱さも克服されるとして、一生懸命
研究、普及活動している『三重SMG29』の大山幸孝さんを紹介します。



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